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2025年 1月 6日 共通テスト後の理系科目の勉強の仕方
こんにちは!早稲田大学創造理工学部総合機械学科1年の福嶋崇です!
今回の話題は、共通テスト後の過ごし方ということなのですが、共通テスト後にどのような勉強をすればよいかという質問が最近多くなっているので、それに対しての僕の答えというものをまとめていきたいと思います。
数学のことだけを書くので、文系科目のことに関しては、ほかの担任助手の頭のよさそうな人たちに聞くようにしましょう☻
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まず、全体を通して言いたいのは、「今どれだけ勉強しても量だけでは差はつかない。」ということです。やはり一番大事になってくるのは「質」です。では、どのように質を上げていけばよいのか。それを話していきたいと思います。
数学をどのように伸ばせばよいのかというのは、とても難しく僕のやり方が最善というわけでもないですが、どのように伸ばせばよいかわからなくて、ただ量をこなせば数学は伸びると思っている人が多いように感じます。そのような人は、ただやみくもに勉強します。それは量は確保されているのですが、質が伴っていません。
数学というのは、考える学問です。やはりただ量をこなしているだけだと、「解法をただ暗記し、その問題の類題がくればその暗記していた解法をそのまま使って解く。」というプロセスになってしまいがちです。このプロセスの人は、「青チャートやフォーカスゴールド、重要問題精講をたくさん周回してきたけれど、入試問題になった瞬間に全く歯が立たなくなってしまう。」のような人たちです。
数学というのはやはり、自分で最適な解法を考え、その解法を使って解くことが重要です。
例えるなら、最小値を求める問題のスライムがいたとします。
自分には、
・微分の剣
・積分の剣
・二次関数的解法の剣
があります。
最小値を求める問題のスライムに対して積分の剣を振りかざしても、ダメージは0です。
しかし、これを微分の剣で攻撃すると、「効果はばつぐんだ!」となりダメージは2倍になります。
また、このスライムの関数が二次関数である場合、二次関数的解法の剣で攻撃すると計算量が減るため、ダメージは4倍になります。
このような形でこの時期は、たくさんの剣を蓄える時期となってきます。
まず問題を解く前に、どのような武器(解法)が使えそうか考える。
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使えそうな武器(解法)の中で一番ダメージ(解きやすさ)が大きそうな武器(解法)を選び、その理由まで考える。
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その武器で解く。
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使った武器が正しかったどうか確認する(答えを見る。)
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答えのなかで使えそうな武器があれば、それを試し斬り(その問題をその解法で解く)してみて、自らが使えるようにする。
このプロセスを通じて、たくさんの武器を手に入れれば本番に使える武器が増え臨機応変に戦えるようになっているはずです。
これは、数学だけではなく、物理にも言えることです。
物理もただ演習するだけでなく、上記のようなプロセスをたどることによって、点数が上がります。
(化学は暗記科目なので、資料集の知識を丸暗記する勢いで暗記していきましょう。)
今では、たくさんの武器がネット上に転がっています。それも取り入れることによってより強くなれます。
(僕は、共テ後1か月で東工大10年分の過去問を解きました。早稲田は1年しか解いてませんでした。それでもこのようなプロセスを追っていたので、しっかりと最後まで伸び続けることが出来ました。)
最後まであきらめずに走りぬきましょう!!!応援しています!