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2023年 2月 8日 入試直前二次私大対策~物理編~
<入試直前二次私大対策~物理編~>
今回も引き続き二次私大直前対策について書いていきたいと思います。
まず、教科に関係なく注意しておく点は「直前に苦手科目を克服しようとしない」という点です。
じゃあ何をやればいいのか?
紆余曲折あって出願を決めた受験校は決して受からないようなところではないと思います。
中には背伸びをしている人もいるかもしれませんが、やることは一緒で、「絶対に取らないといけない問題を絶対に落とさない」。
これにつきます。
今ままで苦手だったものが受験直前でできるようになるなんてことはありません。逆にやればやるほど「できない」という焦りでできなくなっていきます。これは得意教科にも悪影響を与えます。得意科目もやらなければできなくなるし、それを本番で自覚していまったら本当に苦しい戦いになります。
二次私大はいかに満点を取りにいくのではなく、いかに他人よりも点数をもぎ取るかです。そこで一番重要となるのはやはり「取らないといけない問題を絶対に取る」ことです。
じゃあ何を使って取らないといけない問題をとる練習をすればいいのか?
お気づきの方も多いとは思いますが、やはり「今まで説いた過去問を解き直す」ことです。過去問以上に対策として適切なものはありません。
このことを踏まえて、次は特に物理について言えることを話していきます。
直前の物理対策としてコスパがいい単元は次の3つです。
①熱力学②波動③原子核
直前はここら辺を重点的に復習しましょう。
力学と電磁気学に比べると、これらは苦手が得意になる可能性が高い単元です。短期間に一気にやると歯車が合いやすいです。
公式、法則の名前、基本用語をきっちりおさえるだけで大いに違います。
また、他の教科もそれなりにおさえていて物理を得点源にしたいという方は、公式(ex 定積変化、定圧変化、ドップラー効果、干渉条件 etc..)を自分で導出してみると物理の理解が深まると思います。
もう残りわずかです。人生におけるたった2週間弱の時間で人生が大きく変わります。
受験生が最後まで走り切れることを願っています。