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2018年 10月 20日 留学レポート~エディンバラ大学編~
こんにちは!担任助手1年の中林です!先日に引き続き、担任助手による留学レポートをご紹介します。
自分が今回行ったのはUniversity of Edinburgh(エディンバラ大学)、スコットランドはエディンバラ市にある大学です!
最新の世界大学ランキングでは20位につけるすごい大学なんですよ!(因みに東大は46位)
今回の留学は語学研修ということで自分の学部である経済に関連する英語を中心としたスピーキング重視の授業で、難しい内容を扱ったわけではないのですが現地の優秀な学生と触れ合えることができてとても刺激的でした!
さて、少し話がそれましたが、今回は主に留学に行って「何を感じたか」を中心にお話したいと思います!
先ず一つは価値観の違いです。
スコットランドの学生はワークとライフのバランスを非常に重視していて、勉強はビジョン実現の為非常にまじめに取り組みます。その代わり遊ぶ時には目いっぱい遊びます。所謂メリハリのついた生活スタイル、という感じです。一方、日本の学生はワークとライフを均質なものと捉え、ワークの中に自身の趣向を見出しているようです。
また、彼らは個人の内面を非常に重視し、特に宗教や政治などに関しては安易に質問しません。このあたりのギャップは歴史が関係していそうですね。こうした価値観の違いに触れられたのは留学ならではの経験だったのではないでしょうか。
二つ目は英語というツールについてです。
やはり皆さんが感じているように、英語はグローバル化が進む中で修得しなければならない必須のツールとなりました。ですから英語の勉強は必ずしなくてはなりません。
しかし、海外に行って思ったのは、いかに英語が話せる人でも中身の伴わない人物に魅力(市場価値)は生まれ得ない、ということです。
英語とは切符のようなものです。英語があれば世界という目的地にたどり着くことは出来ます。しかし多くの人はその目的地にいかに早くたどり着くか、どうやって正しい道を進むかにばかり拘泥し、肝心の目的を見失っています。手段の目的化、というやつです。
本当に大事なことは英語を極めて外国人と交流できるようになることではなく、それを用いて自分の目的に役立てることです。ですから、皆さんは是非英語の勉強だけではなく、その目的(自分の専門性を生かして生み出したい価値)が果たせるような勉強を心がけてください!
経済学的に話をしますと、自分の市場価値を高めるにはイノベーション(ゼロから新たな価値を生み出すこと)とマーケティング(生み出した価値を世に広める手段)が重要です。
先に即せばイノベーションが専門分野、マーケティングが英語になります。これらの掛け算が価値になりますから、どちらも欠けてはいけません。これは車が両輪を伴わなければ走れないのと同じです。
また、車で例えて説明しますと、高校生の皆さんはまだ後部座席に座っています。両輪さえあれば目的地(志望校合格)にたどり着くことは出来ます。
しかし、大学生・社会人になると運転手に代わらなければなりません。自分で道を決めるのです。それはサーキット場のようなレッドオーシャン(激戦区)かもしれませんし、ジャングルのようなブルーオーシャン(未開拓地)になるかもしれません。どの道を選ぶかは自分次第ですが、どの道でも進めるように様々なタイヤを持っておく必要が有ります。
これが多教科・多学習を推奨する理由です。行きたい道があったときに選べるタイヤを持っておきましょう。
もしかしたら、時には自分で進む道を選ぶことができないこともあるかもしれません。そのために、自分にない魅力を持った友人との交流を深めておきましょう。きっと道を教えてくれたり、一緒に走って手助けをしてくれるかもしれません。
少し長くなってしまいましたが、以上が自分からのメッセージになります。是非今一度、自分の夢と真剣に向き合ってみてくださいね!
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